文=Business Journal編集部2023.05.25 17:30
ワールドベースボールクラシック(WBC)の熱狂から2カ月が過ぎようとしているが、今なおその余波は続いている。これを受けてテレビ局は、空前の野球人気に沸いているという。TBS社員がこう明かす。
「ウチに限らずですが、テレビ朝日さんも含め“WBCバブル”のような状況が今なお続いています。視聴率の好調はもちろんですが、ワイドショーや情報番組でもWBC関連のニュースが非常に刺さります。
なかでも、大谷翔平とヌートバーの反応の高さは別格で、彼らのニュースを作れば視聴者の反応がいいという状況は、今も変わりません。これはサッカーのワールドカップ(W杯)後にはなかった現象でもありますね」
同じくテレビ朝日の社員も、次のようにWBCバブルを解説する。
「W杯とWBCという2つの大きなスポーツイベントは、テレビ局的にはどちらも大成功でした。ですが、どちらの影響が大きかったかといえば、やはりWBCです。ドラマチックな勝ち上がりも含めて、やはり日本人のメンタル的に野球というコンテンツは合っているということでしょう。
実際に他局の話ではありますが、WBC後のプロ野球の視聴率は好調で、観客動員数もコロナ前よりも多いほどです。しかし、ことJリーグに関していうならば、ニュース番組などで取り上げる機会は激減しています。サッカーに力を入れているウチですらそうですから、他局の状況は推し量れるというものです」
W杯後のJリーグに目を向けると、その盛り上がりがリーグに還元されたという話はほとんど耳にしない。だが、必ずしもネガティブな話題ばかりではない。「DAZN」の放映権料は194億円にも上り、その恩恵もあってJリーグの収益額は320億円にも達する。
もちろん、J3までで60クラブというクラブ数の差はあれど、プロ野球(NPB)の50億円と比べると、数字上は十分健闘しているとはいえるだろう。しかし、その内情に目を向けると、現実は厳しい。スポーツメディアの編集者が、ため息混じりにこう話す。
「DAZN頼みになっている、というのが率直な感想です。メディア的な視点を加えるなら、Jリーグ関連の配信記事は、とにかくアクセス数が伸びません。時折アクセス数を稼ぐものもありますが、それは概ね浦和レッズのサポーターやサッカー協会の金銭事情という、どちらかというと不祥事よりのネガティブなものです。
各社、以前はJリーグのマッチレポートも作っていましたが、まったく読まれないので、今ではほとんど記事の配信を行うことはなくなりました。W杯の時期とWBCの時期の記事のアクセスに大きな開きがあったことも、顕著な傾向です。正直、大谷翔平の“こたつ記事”ひとつで、Jリーグ関連の記事の何百倍も読まれるので、わざわざJリーグの記事を作る意味を見いだせないという現状があります」
Jリーグ人気低迷の影響は、それに関わるメディアの人間にも及んでいるという。
「国内サッカーの人気が落ちたことで、それで食べていたメディアの人間の転職も目立ちます。ですが、サッカーメディアに属していた人間はほかの原稿が書けないし、使える人材が少ないというジレンマがメディア側にもあります。フリーライターも、Jリーグでは食えないから取材の頻度が落ちて、結果的に記事のクオリティが落ちるという悪循環に陥っています」(同)
選手のレベルは過去最高水準、だが人気につながらず
Jリーグはもはや、欧州リーグへの移籍のための下部組織化しつつある、と前出の編集者は言う。だが、選手の質という視点で考えるなら、現在のJリーグは過去最高水準にあるとも続ける。
「Jクラブの育成の質は確実に上がっており、欧州でも通用するレベルの選手がどんどん出てきています。例えば、細谷真大、藤田譲瑠チマ、バングーナガンデ佳史扶、中島大嘉といった、フィジカル面でもヨーロッパで引けを取らない選手がJリーグから出てきたのは、今までになかった傾向です。
それが観客動員や人気に繋がらないというもどかしさを感じているJ関係者が多いんです。特にパリ五輪を目指す若い世代は非常にレベルが上がっており、彼らへ取材すると『すぐにでも欧州へ行きたい』と、そもそも国内に留まるという意識はありません。今や代表人気もJリーグに還元されない時代ですし、構造的に露出を増やすなどの対策を考えないと、Jリーグが一部のコア層に向けたコンテンツとなっていく流れは変えられないでしょう」(同)
世間の注目を集める大きな国際大会のあと、国内リーグにも大きな還元があった時代は終わりつつある。今年30周年を迎えたJリーグも、大きな岐路に立たされていることは間違いなさそうだ。
審判と運営のレベルが世界最底辺やから若い選手が次々海外へ行く
まあしゃーない
応援ボイコットダサいけどそれに真面目に取り合う選手も選手よ
あんなんほっとけや
閉じコンすぎるんよな
排他的すぎる
だってつまらねーもんJリーグ
毎年ワールドカップやったら?
そもそもマッチレポートなんか読む意味ないしな
機械採点だって意味ないとか言われんのに
結局は自分が見ないと評価は出せん
やきうファンは大谷への感謝が未だ全然足りんと思うわ
その影響が今後数十年に及ぶホンマモンの救世主よ
不人気Jリーグで平均17,000はようやっとるやろ
>>57
問題は浦和の動員やな
ここがJの指標よ
シーズンチケが2万5000売れてたクラブの平均動員が2万4000になっている時点でオワコン
>>57
そらタダ券配りまくったからやろ
>>57
それってJ1だけの数字でしょ?
2019年も平均2万人!総観客動員数1000万超え!ってやってるけど平均はJ1だけでも観客数はJ1J3合わせた数値ってさ…
誇るのはJリーグの開幕映像だけ
この30年何をやっていたの?
>各社、以前はJリーグのマッチレポートも作っていましたが、まったく読まれないので、今ではほとんど記事の配信を行うことはなくなりました。
悲しすぎるやろこれ
なんでスコットランドリーグとかJリーグ以下の微妙なリーグに行ってしまうん?
年俸あげればこういう流出もなくなるでしょ
若者でサッカー見るやつもプレミアしか見ないしJリーグってどういう層が見てんの?
カズがいないJリーグとか興味ないわ
レベルが上がったって言わないと思うんだよな
ただ若手が引き抜かれてるだけで
スターのいないJリーグなんか見ない
野球も反面教師にするべき
一番の問題ってJから海外に行くことよりも海外から帰ってこないってことやと思うわ
トップリーグで活躍できなくなったらJの古巣に帰ってくればいいのに2部に行ったり辺境リーグ行ったり最終的に金多く出す金満Jクラブに行くってひどい裏切りやで
わいの県のサッカーチームはJ2やけど一生J1にあがれんやろうしそんなん応援しようとかならんやろ
中日よりようやっとるグランパスは何故人気ないのか
>>272
豊スタへのアクセス考えてみ
あんな僻地普通行かねえよ
>>272
守備的につまらんし移籍組のベテランばっかだとか
ヤフコメ民「単体の利益だけで考えれば現状でいいが、将来の発展を考えるとJリーグの体制の方がいい気がする」
Jの発展を信じていいんだな?そろそろ30年経つけど
ブルーロックってぶっちゃけJリーグとかバカにしてる層が読む漫画やろ
アオアシとコラボしよう
サッカーはこの選手見たいから行こうって言うのがあんまりない
あっても気づいたら居なくなってる
プロ野球ってファンがイベントとかに積極的なのが大きいよな
Jリーグとかイベントやろうもんならブーイングって意味が分からんわ
発達障害向けリーグか何かか?
野球って6チームの2リーグで毎日試合してるからリーグ毎に1チーム週1回ピックアップするくらいで割と平等に報道しやすいよね
Jリーグはチーム数多いし試合は週末に固まってるからどこを取り上げたら良いか難しくない?
選手が海外に行くなら海外から選手を取ればいいじゃない
欧州サッカーの序列がわからん
その辺ハッキリしてくれないと海外で活躍とか言われても凄いのかわからん
ファンがJリーグ過小評価しすぎってのもあるんよな。サッカーリーグ内の市場規模で世界10位なのに
地域密着と競技振興がメインなら収益性はある程度諦めなあかんし興行としての成功がメインなら弱小や地方は切り捨てなあかんやろ
どっちも求めてどっちもできてないのが現状と言わざるを得ないし開幕から30年経つ割には中長期的なビジョンが見えなさすぎる
Bリーグは地域の普段使わん体育館を改修して使えるからコスパの良さがJリーグとは段違いよな